2012/12/05

縁結び・夫婦円満の祈願は高千穂神社で♡



瓊瓊杵尊と木之花咲耶姫、ラブストーリーは突然に。

古事記の順番でいくと、天岩戸神社から説明したいところだけど、
やっぱり高千穂につくと高千穂神社からスタートしたくなる。
そういうわけで、天孫降臨の主役でもあるニニギを祀っている
「高千穂神社」を紹介します。

高千穂は、やっぱり秋の装いがいちばんよく似合う♡
今年は行けなかったけれど、昨年は夏と秋と2回も行ってしまった。
たまたま九州に出張する機会があったので。
(ふつー、そんなに行かないだろ…とつっこまれそうですが)

さて。
まずは御祭神でもある瓊瓊杵尊(ニニギ)の話をします。
おばあさんにあたるアマテラスから派遣された孫のニニギ。
絶世の美女といわれた木之花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と、
ここ高千穂で出会います。
一目惚れしたニニギはコノハナサクヤヒメに求婚。
父親の大山祇命(オオヤマヅミ)に許しをもらいに行きます。

オオヤマヅミは
「それならば、姉の磐長姫命(イワナガヒメ)もセットでどうぞ!」
というのですが、妹のコノハナサクヤヒメとは違い、
美女とはほど遠いお姉さま。

ニニギはあっさり断ります。(おい!

つまり。
若い男子は女子の容姿しか気にしていない、というお話です。笑

そんな若造に、オオヤマヅミは呪いをかけます。笑
「イワナガヒメは不老不死の神。
この娘をいらぬというのなら、その命、いつか尽きるであろう」と。

こわいっす。




コノハナサクヤヒメは桜の神様でもあるんだけど、これは「繁栄」をあらわし、
イワナガヒメは、その名の通り、岩のような「永遠」をあらわします。

この手の話は、世界の神話でよく見かけるパターンですね。
”禁断の果実”で有名な、旧約聖書に出てくる「生命の樹」と「知恵の樹」の話とかね。
日本神話にもしっかりと盛り込まれてます。


そんな、モテない女子と子孫から恨まれるようなことをしでかしたニニギですが、
ここ高千穂神社に祀られています。
高千穂神社の歴史は古く、垂仁天皇の時代に創建とか。

えーーーーー………ってことは、いつよ?
wikiで調べてみたら、在位期間は【紀元前29年2月4日 - 70年8月8日】だって。(ふるいっ!
ここはずーーーーーーーっと聖地として守られてきたんですね。

しかも、この高千穂神社は、高千穂エリアにある500以上の神社のうち、
特に格の高いとされる88の神社=「高千穂八十八社」の総社なのだそうです。
格式の高さでいったら、トップオブ高千穂!
なんかすごそうです。

初めて訪れた時、うまく説明できないけど、個人的にとても縁がありそうな予感が。
なんてゆーか、昔、来たことあるような、懐かしいなような、そんな感覚。
誰しもそういう場所ってあるんだろうけど、私はここかな。
(そして、なぜかここでひくおみくじは、必ず大吉なんだよね…)
そんなわけで、最も好きな神社!と公言してます、わたし。



さっそく中へ入ってみましょう。

高千穂の目抜き通り(?)沿いにある高千穂神社。
その通り沿いにある大きな鳥居をくぐるといきなり異空間!
さっきまでの喧騒はいったいどこに…というくらいに。

見えない膜をボフッと破って入るような感覚。
そのくらいご神気が充満してます。
やったー♡

手水で心身ともに清め、階段を昇ると見えてきます、味わい深いご本殿が!
こちらのご本殿、国の重要文化財です。
今の本殿は、1778年に造営されたものとか。江戸時代ですね。



注目してもらいたいポイントは彫刻。
高千穂の神社はどこも素晴らしい彫刻が施されてます。
職人や芸術家たちが、その技を奉納するんでしょうね。
ステキ。
随所に施されているので、ぜひいろんな角度から
見物していただきたい!

そして、この神社で個人的にいちばん気になるのは、
ご本殿の左側にある摂社。
サルタヒコ&アメノウズメご夫婦が祀られてます。
芸能の神様=ウズメさんは私がいちばん好きな神様。
必ず、ご挨拶します。

それから、境内には「夫婦杉」もあります。
ここでは、ニニギ&コノハナサクヤヒメ、
あるいはサルタヒコ&アメノウズメの象徴でしょうね♡
好きな人と手をつないで夫婦杉を3周すると、
夫婦和合、子孫繁栄のご利益があると言われてます。
だいたいカップルが実践してるのを、
私はほほえましく眺めてます。笑




あとはね、高千穂らしいものといえば「彫り物(えりもの)」!
高千穂は神楽の里ですが、神楽を舞う神域=「神庭」(こうにわ)のまわりに
「彫り物」と呼ばれる切り絵の飾りを張り巡らせます。

よく見ると「木」とか「土」とか「火」という文字が。
陰陽五行説の影響とか。うーん、宇宙っぽいですな。

そのせいか、高千穂は中国っぽい雰囲気がなきにしもあらず。(庚申塚とかやたらと多いしね)
それに比べて、霧島のほうは朝鮮っぽい気がする。……気のせいかもしれないけれど。

でね、この高千穂神社には「彫り物」の行灯が。これ、めちゃくちゃかわいくないですか?
高千穂で社務所があるような神社は、この「彫り物」にまつわるグッズ(手ぬぐいとか)が売られてますので、おみやげにもぴったりです♡



最後にプチ情報を。
高千穂神社は、高千穂でもっとも有名な景観が見られる「高千穂峡」の近くにあります。
高千穂峡は観光客でいつも賑わってるし、お店もいくつかあるので
いつもこのへんでランチしてます。

高千穂って気の利いた食事処(あと、宿もね)があまりないので、
お店探すのがけっこうたいへんです。
ご注意を〜。



高千穂神社

★祀られている神様
高千穂皇神
(天津彦火瓊々杵尊・木花開耶姫命、彦火火出見尊・豊玉姫命、鵜葺草葺不合尊・玉依姫命のこと)
十社大明神
(三毛入野命・鵜目姫命、大郎命・二郎命・三郎命・畝見命・照野命・大戸命・霊社命・浅良部命のこと)

★ご利益
縁結び、夫婦円満、諸願成就

★住所
〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037

★電話番号
0982-72-2413

★URL
オフィシャルサイトはないみたいですね…

★主な神事
例祭日は4月16日
旧暦12月3日 猪懸祭、笹振り神事
※神話の高千穂夜神楽まつりは、毎年11月22〜23日。


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