2012/12/06

東西の天岩戸神社と、恐怖の天安河原……



さあ、アマテラスの天岩戸事件の現場へと向かいますよ。

2つ前の記事で、高千穂の神話や伝説について触れたけど、
アマテラスが引きこもっていた天岩戸や、神様たちが集まって会議した場所というのが、
ここ高千穂だと言われてます。
ちなみに、タヂカラヲが放り投げた扉は、長野県の戸隠まで飛んでいったとか。
どんだけ力持ちなんだ!って思うでしょ?

だけど、それを聞いたら戸隠にも行きたくなりませんか?
そうやって、まるでスゴロクのようにあちこち全国を旅しているわけです、わたし。
もうゲーム感覚です。笑

というわけで、次は、天岩戸神社。
岩戸川を挟んで東本宮と西本宮に分かれています。
どちらも表記は違えど、お祀りしている神様はアマテラス。

ご神体はズバリ「天岩戸」です!



賑やかな天岩戸神社西本宮!ご神木の苗木も譲ってもらえます♪

それでは、まずは西本宮から。

こちらは参道にお土産やさんが並んでいたり、観光バスがたくさん停まっていたりして賑やか。
八百万の神々が集まって会議をした場所、「天安河原」へも西本宮の参道を抜けて行けることもあって、
いつも参拝客がたくさん。※駐車場にトイレもあります♡






西本宮の参道の入口には、タヂカラヲの人形……
この神様たちの人形は、高千穂内の神社に点在してるので、
探すと面白い。近くに寄ると突然動き出したり、
神楽の音楽が流れたりする。
びっくりして転ばないように気をつけてくださいね。

さて、天岩戸神社西本宮。
是が非でも、ご神体参拝ツアーに参加していただきたい。

社務所で申し込むと、本殿の裏手にまわって、ご神体を直接参拝させてくれます。宮司さんの案内でまわるんだけど、これがちょっとしたツアーで楽しすぎ。勉強にもなります。

ご神体というのは、アマテラスがひきこもった「天岩戸」で、洞窟です。岩戸川のむこう岸に巨大な岩壁があって、実際に穴が見えるわけではないのだけど、風穴というか、龍穴というか、そういった洞窟があるんだそう。ただならぬ何かがごうごうと吹き出てるような巨岩が見られます。

その姿はとにかくスケールが大きすぎ!
自然の雄大さに心が震えます。ちょっと恐怖すら感じた…。
(心だけじゃなくて、合わせた手も震えたもんね)

もちろん写真はダメ、ゼッタイ。
その目に焼き付けてください。


さらに、宮司さんがいろいろ説明してくれるんですが、ご神木の解説もしてくれます。
こちらの神社のご神木は、杉ではなく、「招霊の木(オガタマの木)」なのですね。
主に九州地方〜西日本に生息している木で、出雲でも見かけました。
アメノウズメが裸踊りをした時に手に持っていたのが、オガタマの木の枝なんですって。

ウズメファンとしては、うちにもオガタマの木を植えたーーーい!
そんなこと思っていたら、なんと社務所に苗木が売ってました!!♡

確か1000円だったと思うけど、苗木がいくつかあったので、
元気がよさそうなのを譲ってもらい、いまは自宅のベランダで鉢植えで育てています。
(たぶん、鉢植えじゃ無理そう。もう少し大きくなったら、外に植え替えないとダメかも)



家がだんだん神社化してるので、まわりの友人はひいてると思う。笑
みんな良い人たちだから、ゲラゲラ笑ってくれてるけど。

高千穂神社で手に入れたウズメさんのお面とか、いろんな神社の護符とか…
とにかく神社にまつわるグッズがたくさん。
オセロの黒いほうの方もビックリな部屋です。わっはっは
(しかも、うちのマンションの入り口って、神社の参道っぽい造りになってるんだよね。
人に指摘されて気づいたんだけど。鳥居みたいなのと、石畳がいかにもそれっぽい)


では、次は岩戸川にかかる橋を渡って東本宮へレッツゴー!
西本宮から歩いて2分くらい。岩戸川にかかる橋を渡ってすぐです。



天岩戸神社東本宮では、甘くて美味しい御神水が頂けます♪

東本宮の入り口には、アメノウズメの人形が。
是非近づいてみてください。きっとすごいことが起こりますから。笑

一の鳥居で「おじゃまします」と一礼して中へ。

西本宮の宮司さんの話によると、東本宮というのは、
岩戸から出てきたアマテラスが新居として住んだところなんだとか。
だけど、この感じ、アマテラスというよりも、イザナミっぽい。
生々しいというか、エネルギーがむき出しで強すぎるというか。。
(私の勝手なイメージね)

西本宮とはだいぶ趣が違って、東本宮は社務所もなく、ひっそりとしていて静か。
酸素が充満し過ぎてむせ返るくらいの自然が手付かずの状態で広がっています。原生林って感じ。
私はこういうプリミティブで自然豊かな神社が好きだなあ。
できれば1〜2人くらいでそっとお参りしたい。



鬱蒼とした森の中に続く長い参道を歩き、階段を昇るとそこは別世界。
実際に確認することはできないけれど、
西本宮の対岸(つまり東本宮の奥のほう)にあるご神体=「天岩戸」に近いんだと思われる。
なんかすごいものが流れていて、ここは龍の通り道なんじゃないかと思ってしまうほど。

本殿の裏手には、ご神木の根本からご神水が湧き出ているところがあって、
参拝客が飲んでもいいように、コップや柄杓が置いてあります。
小さなペットボトルなら、少し分けて頂くのもよいかと。

んで、これがまた甘くて美味しい!!!!!
これはジュースなんじゃないか、と思ったくらい。(おおげさ?)

ふだん、まったく水を飲まない私が、あまりの美味しさにごくごく飲んでしまいます。
これでご飯を炊いたらさぞや美味しいだろうなあ。。
つっやつやのご飯が炊き上がるのだろうなあ。
…なんて、食いしん坊なのでついついそんなことを妄想してしまう。

高千穂の自然のエネルギーがいかにすごいか。この東本宮に来るとよく分かる。
いたるところに漂うように精霊(妖怪?)がいるんじゃないかと思わせてくれる素晴らしい場所。

そこに住む精霊たちのおじゃまにならぬように、ゆっくり参拝を楽しんでください♡
(ここは夏が涼しくていいかもねー)




天安河原はハッキリ言って苦手!
聖地には何も残さない。これ基本です。

最後に「天安河原」についてちょっと触れておこうかな。
西本宮の参道を突き進んでいくと、八百万の神様が集まって会議したといわれる
高千穂の幕張メッセ?「天安河原」という場所に行くことができます。

オレ鈍感だから分かんねーよ!だから大丈夫!っていう人は、
見物しにいくのもよかろうと思うけれど、
私は、あまりの気持ち悪さに逃げ帰って来た。
奥に行くほど強烈なんだけど、なにより、そこまでたどりつくまでの景色がヤバすぎる。

小石を積み上げる”願掛け”みたいなのが流行ってるみたいで、
見渡す限り……ほんとのほんとに「見渡す限り」、隙間なく小石が積み上がっている。
どこに目をやっても、視界のすべてに”小石タワー”が入ってくる。

それが吐き気をもよおすほど不気味なのだ。
ずしーんと腰が重くなるような、そんな気持ち悪さ。
人って怖い…って思ってしまう、そんな場所。
ホラー映画よりも、近所のカミナリ親父よりも、小沢一郎先生のお顔よりも恐ろしい景色。

こんなことじゃいかん!と思い、めちゃくちゃに壊してしまいたい衝動にかられ、
背面跳びで思い切りダイブして全部崩してやろう!

…なーんて思ってもみたけれど、生きて帰れなそうなのでやめた。


聖地に限らずだけど、不用意に、何かを残してきちゃダメなんだよね。
何かを持ち帰ってもダメ。

ひいたおみくじだって、木に結ぶと木がかわいそう。だから、ぜったいやらないし。
お水がもらえるからって、たくさんペットボトルを持ちこんで汲んで帰ることなんてしないし。
マナーってものがあるし、少し考えれば分かること。

なぜ手水で手や口を清めるのか、なぜ二礼二拍手一礼なのか。
お賽銭ってなに?なんで神社には鏡があるの?
そもそも神社ってなんなの?

まずは自分の頭で考えねばならんのです。
そして自分の心で感じないといかんのです。
自分の直感や良心をもっと大切にしようよ。
そしたら、答えは案外カンタンに見つかるよ。


天岩戸神社(西本宮・東本宮)

★祀られている神様(どちらもアマテラス)
西本宮:大日孁尊
東本宮:天照皇大神

★ご利益
諸願成就

★住所
〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1

★電話番号
0982-74-8239

★URL
オフィシャルサイトはないみたいですね。

★主な神事
例祭日(西本宮:5月2〜3日、東本宮:9月22〜23日)
11月3日 天岩戸夜神楽三十三番大公開まつり


天安河原

★祀られている神様
思兼神ほか、八百万の神々が祀られています。

★住所
天岩戸神社西本宮の参道から行くことができます。徒歩10分くらい。


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